雨の日の訪問。

車を停めて、傘をさして、荷物を持って。
いつもより少しだけ大変です。

そんな日に、利用者さんから言われた一言。

「雨の中、ご苦労さん」

たったそれだけなんですが、なんだか嬉しかったんです。

訪問看護や、訪問看護の中で行うリハビリテーションの仕事は、こちらが何かを「してあげる」仕事のように見えるかもしれません。

もちろん、看護師として体調を確認したり、必要なケアをしたり。
理学療法士として、身体の状態をみたり、一緒に練習したり。

それが僕たちの仕事です。

でも、毎日の訪問を振り返ってみると、こちらが元気をもらって帰ってくることも結構あります。

「ありがとう」

「気ぃつけて帰りや」

「今日は暑いやろ」

そして、

「雨の中、ご苦労さん」

何気ない一言なんですけどね。

訪問を重ねて、お互いのことを少しずつ知っていく。

体調の話だけじゃなく、昨日見たテレビの話をしたり、家族の話をしたり、くだらないことで笑ったり。

そういう時間の積み重ねも、訪問という仕事の大切な部分なんじゃないかなと思います。

だんけが大切にしている言葉の一つに、

「仲良くなる。」

があります。

別に、無理に距離を縮めるという意味ではありません。

相手のことを知る。
自分たちのことも知ってもらう。

そして、困ったときに「ちょっと聞いて」と言ってもらえる関係になる。

それくらいの関係が、ちょうどいいのかもしれません。

雨の日の訪問は、やっぱり晴れの日より大変です(笑)。

でも、

「雨の中、ご苦労さん」

その一言で、次の訪問へ向かう足取りがちょっと軽くなりました。

そんな、だんけの一日でした。